さりげなくをもっともシンプルにつくるなら、置く物をひとつだけにしぼってみましょう。comiさんが作る、あまり主張しないガラスの花瓶ひとつに、100均の造花2輪というまとまりのあるニッチの飾り方は、絶妙のバランスですね。

atominaさんはコメントで「セリアのフォトフレームを3枚並べただけ」と書かれていますが、実はこの3枚というのが、インテリア成功のコツだったりするんです。同じものを並べるなら、2つよりも3つにしたほうが、センスの良いインテリアを作れます。

小物使いがすてきなy.a.k_home4811さんのニッチ。ほどよい間隔が成功のポイントです。間が広いとガランと空いた印象、狭いとごちゃごちゃした印象に。置く物の数が多くても、空間の余白をうまく作ればバランスの良い配置ができますよ。100均の小物は小ぶりなモノが多いので使いやすいですね。

yuiiiさんのおうちの、玄関にあるニッチ。すべて100均のアイテムとのことですが、テイストをそろえて一体感を出されているので、そんなふうには見えませんね。ニッチのサイズと配置のもっていきかたがバツグンで、一枚のウェルカムボードのように見えます。おもてなしの心が見えるディスプレイです。

こちらは、perotanpuriさんのアイデアディスプレイ。ダウンロードしたポスターとも100均のフレームとも思えません！モノトーンでシンプルなポスターなので、存在感はありながら、主張しすぎることのないバランスを作られています。立てかけるだけという手軽さも良いですね。

ニッチというひとつの空間を、森のケーキ屋さんという世界に仕上げているsatotoさん。ニッチのサイズだからこそできる作り方ですね。まるで物語の中に入り込んだかのような世界観は、大人も子どもも楽しめる空間に。ほしいアイテムを100均の材料で作るこだわりが、さらなるオリジナリティーにつながっています。

昔なら、季節の飾りは床の間でしたが、現代のおうちなら、chii-miiさんのように、ニッチを季節飾りの場としてみるのも手。おうちの中に、季節を感じられる場所があると、気持ちにもゆとりが持てそうですね。100均の造花と本物の雛人形をミックスして、うまくコンパクトに飾られています。

キッチンにあるニッチは、オープンラックのように利用すると便利です。Reikoさんは調味料ラックのように利用されています。ラベルやボトルを工夫して見せる収納にすれば、ディスプレイ代わりにもなって、インテリアとしても活用できます。ニッチのオシャレ感で、100均雑貨もパワーアップですね。

トイレのニッチを、トイレットペーパーのストック置きにしている方は多いと思いますが、runrunpanmanさんは、そこにさらにもうひと手間。100均にある包装紙をカバーにして、トイレットペーパーと感じさせない工夫をされています。この1枚のこだわりがステキなインテリアにつながってくるんです。

minmi.mamaさんは、ニッチに100均のアイアンバーで落下防止加工をして、ブックスタンドにされています。ニッチといえば、落ちない安定した物を置くことが前提になりがちなので、思いつきそうで思いつかないアイデアですね。このように柵をつければ、活用度も上がります。