「洗練されたバランスが心地よい、カフェスタイルキッチン」 by aya_honobono0808さん

「洗練されたバランスが心地よい、カフェスタイルキッチン」 by aya_honobono0808さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、ほのぼのとした穏やかな雰囲気を漂わせる、海外インテリア風の空間づくりが魅力のaya_honobono0808さんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いしました。どこかの国の街角で出会えそうな、ワクワク感をじわりと与えてくれるキッチンです。

夫と2人の娘、愛犬チワワの4人+1匹家族です。 2015年に今の家に引っ越しました。夫のDIYと私の趣味の模様替えにより、変化に富んだマイホームライフを楽しんでいます♪ 愛犬を家族に迎えた今年は、また新たな生活のスタートとなりました!躾はもちろん、愛犬も暮らしやすい部屋づくりに奮闘する日々を送っているところです。

イメージしたのは、外国のカフェやベーカリーの雰囲気

aya_honobono0808さん宅は、ガラスブロックを間仕切りに使ったり、素朴に梁を見せる勾配天井を採用していたりと、インテリアの中に様々な工夫が散りばめられた、魅力的な空間です。でも、それらひとつひとつが目立ちすぎることはなく、心地よく均衡を保つように、相乗しているのが特徴でもあります。キッチンも、明確なコンセプトを感じさせますが、決して華美ではなく、シンプルで洗練されたスタイルにまとめられているのが印象的。まずは、インテリアの中における、キッチンづくりのコンセプトやこだわった点などを、教えていただけますか?

aya_honobono0808さん

「キッチンは、外国のカフェやベーカリーをイメージしながら、程よい甘さとカッコよさを兼ね揃えた空間にしました。 この先も飽きずに、長く変化を楽しめるよう、こだわりつつもシンプルにすることを意識しています。」

2階LDK全体を見渡せる、オープンキッチン

aya_honobono0808さん宅では、2階のほとんどを、一体型のLDKとしてゆったりと使用されています。中でも、ダイニングとバルコニーを正面にし、フロアのほぼ全体を見渡すことのできるキッチンは、ライフスタイルをつくっていく中心的な存在感。間取りやレイアウトも、厨房が要となる、カフェやベーカリーのそれに通じているように感じます。

ここからは気になる、甘さとカッコよさのバランスのとり方や、こだわりながらシンプルにコーディネートする方法などを詳しく伺っていきます。無理なくオシャレを楽しみたいという方や、手持ちのものを活かしながら家づくりをしたいとお考えの方は特に必見です。

キーワード1 甘さとカッコよさのバランス

aya_honobono0808さん

「キッチン正面のパネルは、少し甘さのあるデザインになっています。そこで、背面には、サブウェイタイル×黒ペイントで、カッコよさをプラスし、甘さとカッコよさのバランスをとりました。 また、『真新しさ』をなるべく感じさせたくなかったので、自分たちで、足場板とアイアンのブラケットを使った飾り棚を取り付けたり、味が出る真鍮の照明を選んだりしています。」

キーワード2 思い出の家具も、愛着を増して活用

aya_honobono0808さん

「キッチンづくりで一番悩んだのは、『背面カウンターをどのようにするか』でした。 というのも、背面カウンターも造作収納をお願いしようと思っていたのですが、両親から花嫁道具にと買ってもらった食器棚2つを捨てるのも嫌だったのです。担当者の方と相談して、食器棚の上下を分解して、背面カウンターの下にスッポリ収まるように、天板のみをつくってもらうことになりました。 よって、背面カウンターの収納は全てDIYなんです。 件の食器棚は、色を塗り替え、取っ手を付け替え、横には高さを変えられる可動棚も取り付けています。 北欧テイストだった花嫁道具の食器棚も、自ら手を加えることでさらに自分好みになり、愛着が増しました。」

キーワード3 生活感のあるものは隠す!

aya_honobono0808さん

「よくフォロワーさんから『炊飯器やトースターはどこに置いていますか?』と、質問をいただきます。私は、これらのキッチン家電は『生活感が強い』と感じるので、パントリーの中に置いて、外側からは見えにくくしているんです。 ちなみに、炊飯器とトースターを置いているこの食器棚も、花嫁道具の1つです。 最初から、パントリーはこの食器棚が入るように広さを設計して貰いました。背面カウンター下に入れたものと同様に、ペイントして取っ手を付け替えて使っています。食器棚の反対側にも、自分たちで可動棚を設置し、食器の収納などに充てています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

aya_honobono0808さん

「好きなアイテムをひとつ置くだけで、キッチンのイメージはガラリと変わります! 好きな器を飾ってみる、好きな花を飾ってみる、好きなファブリックを見えるところに置いてみる。キッチンは、そういった少しの模様替えが、とても有効な空間です。 調味料やお皿を置く位置ひとつでも、キッチン全体の見え方は大きく変わります。その時その時のお気に入りを楽しみながら、変化をつけるのも、自分らしいキッチンをつくるポイントだと思います。」

まとめ: 思い出を大切に、今を楽しむバイタリティー

aya_honobono0808さんのお話からは、家づくりの際に、丁寧に『自分たちらしさ』やそれを自然体で維持する工夫を練り込まれていることがわかります。また、引っ越しや新築に伴って、手持ちの家具を手放したくないという方もいれば、家具まで新調するのは大変……という方もいらっしゃるのではないでしょうか?思い入れの深い家具を、新しいライフステージにつなぎ、さらに進化させていく心意気は、そうした場合のヒントにもなってくれそうですね。また、パントリーや可動式の収納を使って、生活感をうまく視界からオフすることで、『海外のカフェやベーカリー風』を意識した演出の部分がより際立っているのもポイント。

aya_honobono0808さんがつくるキッチンは、とてもオシャレです。でも、シンプルで自然体です。それは、これまでを大切にすることで宿った温もりと、今を楽しむバイタリティーに溢れているからかもしれません。ぜひ、素敵な工夫とアイデアが詰まったaya_honobono0808さんのキッチン、参考にしてみてください。


aya_honobono0808さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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