
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、見ているだけでほっこりキュンと癒される、大人の女性ならではのジブリ空間をワンルームで目いっぱい楽しまれている、Tommy.96さんをご紹介します。可愛らしいジブリのキャラクターやグッズをセンスよく取り入れる、オシャレなお部屋づくりの魅力やメソッドに迫ります。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール

このお家に住みはじめて、まだ9ヶ月です♪ 一人暮らしは3回目なので、 今までの経験を生かしつつお部屋づくりをしています。 ジブリ映画が大好きなので、自分らしくゆるゆると 好きなものに囲まれたジブリ部屋をつくっていこうと思っています。
お住まい

- お住まいの地域: 埼玉県
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 27m2
- 家賃: ひみつ
- この家に住む人: じぶん
- ご職業: 会社員
- 趣味: カフェ&雑貨屋さん巡り、ハンドメイド、メイク、歌
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「職場や最寄り駅にもアクセスがよく、最上階角部屋の洋室で、収納が多い部屋がいいなと思っていたんです。
そして出会った希望どおりの部屋が、ここでした!
今までは1Kに暮らしていたので、玄関からキッチンが見えるのが気になっていました。今の物件もワンルームですが、玄関とメインルームの間に扉があり、閉めれば奥まで見えなくできます。一人暮らしするには安心だな……と思えたのが、なによりの決め手でした。」
お部屋のこだわりを教えてください


「部屋を広く見せるために、背の高い家具は置かないようにしていること、また色味や材質にまでこだわり、統一感のある雰囲気を心がけていることです。家具はなるべく、白×木目調で揃えて、小物で暖色を少しプラスしています。心地よい温かみが感じられる部屋にできたと思っています。他には、大好きなジブリのアイテムをいたるところに散りばめることでしょうか。
部屋のどこにいても心落ち着く、大好きが詰まった空間です。
家具の配置としては、ベッドスペースとテレビを見たり食事をするスペースに区切るため、カラーボックスでカウンターをつくっているのが特徴になると思います。さらに、間仕切り代わりにカーテンを天井から掛けて、ワンルームでもメリハリのある生活ができるように工夫しています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「芝生風のラグのあるエリアです。起きてる間は、ほぼここにいます(笑)ご飯を食べるのも、書き物をするのも、ギターを弾くのも、ハンドメイドするのも、テレビや映画がを見るのも、メイクをするのも、全部ここ♪朝は目の前の窓から光が差し込み、とても明るくなるところもお気に入りです。」
工夫&DIYで、ジブリが映える・活きる!お部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①簡単なひと手間で、家電もナチュラルに


「大きくはないものの、よくある黒い無機質なテレビは、イマイチ部屋づくりのイメージに合わず、どうにかしたいと悩んでいました。 100均の木目調のリメイクシートを貼ってイメチェンしてみたところ、見違えるほどよい雰囲気に変身!簡単なひと手間ではありますが、かけた甲斐があります。フェイクグリーンとも相性がよく、ジブリのアイテムを並べたら、より可愛くなりました♡」
②お部屋のシンボルは、壁のマステアート


「お部屋のシンボルになりつつあるのが、壁のマステアートです。 引っ越してきた時から『この壁なんだか寂しいな……ジブリ関係の大きな絵とか飾りたいな』と思っていました。 『ジブリのロゴを、よい感じのサイズで飾れたら可愛いかも!』と眺めていて、ふとひらめき、自分でつくってみることに。ダイソーのブラウンのマスキングテープをまるまる1個使いました。」
③玄関は、ジブリ好きの粋が詰まった魔女の宅急便の世界


「玄関はジブリ映画の『魔女の宅急便』がテーマです。 ブレーカーを隠すために、100均の突っ張り棒と、IKEAの赤白ストライプの生地でオーニング風をつくりました。 空間が明るくなり、パン屋さんみたいな雰囲気も出せたのがよかったです。 マステで、ジブリのイラストを壁に貼ったり、グッズを並べたり、可愛い缶をマグネットでディスプレイしたり……。 これでもか!というくらい大好きなものに囲まれた空間です。」
④ジブリコーデで、ユニットバスも大好きな癒し系空間に


「実は、部屋選びの際、唯一の妥協点がユニットバスでした。でも、いざ暮らしてみると案外と、不便ではありませんね。はじめてのユニットバスですが、居心地のよい空間にしたくて、ここもトトロアイテムがいっぱいです。
ジブリ系のアイテムは、ナチュラルな小物との相性が抜群なので、もともと持っている雑貨やプチDIYと組み合わせながら、コーディネートを楽しんでいます。最近は100均や300円ショップなどにも、たくさんオシャレで可愛い雑貨を見つけられるので、気軽に気分に合わせた模様替えができるのも嬉しいです。
」
⑤もう手放せない!お気に入りのリメイクシート


「リメイクシートは100均各社で、さまざまなカラーや柄が販売されていて、好きなものを選んで使い分けることができるので、便利なアイテムですよね。私の部屋のいたるところで登場するのは、セリアのブラウンレンガ調のリメイクシート。3段階ある明るさのうち、真ん中のカラーを好んで使っています。一人暮らしをはじめてした物件のからのお気に入りアイテムです。
貼るだけで、お部屋の雰囲気をガラッと変えることができるので、とてもおススメです!ちなみに、玄関で使用しているのは、色違いです。
簡単に取り扱えるといっても、リメイクシートを壁一面に貼るとなるとものすごい量を買わないとできません。でも、切り離してランダムに配置すると、使う量を減らせて、複雑な柄合わせの手間も省けるので、ちょっとハードルが下がります。バランスを見ながら、自分なりのセンスで貼っていくのも、とっても楽しいですよ。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

以前の一人暮らしでは、ソファがある暮らしに憧れて、
2年くらいソファを使っていたこともありました。
でも使っていく中で、うっかりソファで寝てしまったり、重くて模様替えが不便だったり、
部屋が狭くなったように感じたりと、私としては不満が生じてしまったんです。
思い切って手放し、来客の少ない私のライフスタイルにあった、こちらの大きめの座椅子に切り替えました。結果、買って大正解でした!
座面が広く、お尻がすっぽり納まり、落ち着けるところが特に気に入っています。マスカットグリーンを購入したので、実はもっと明るい黄緑です。
汚れるのが嫌なので、ニトリのカバーを掛けて愛用しています。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「キッチンまわりのインテリアや収納がまだまだ未開拓なので、もっともっと料理がしたくなるような空間にしていきたいと思っています。DIYにも興味があるので、ぴったりサイズのラックをつくったり、便利な調理グッズをそろえたり、いろいろ挑戦していきたいです!」
お話をお伺いして

Tommy.96さんは、ワンルームを巧みにゾーニングすることで、メリハリのあるライフスタイルを実現されていました。ロースタイルの家具を中心にコーディネートすることで、広々とした空間づくりを実現しています。その心地よさを損なわないように、抜け感のあるカーテンや収納道具を間仕切り代わりに利用されているのがスマートですね。また、お部屋だけでなく、家具や生活用品まで、DIYやリメイクで大好きなジブリの世界がよく似合うナチュラルなテイストに一貫しているのも素敵です。
ジブリのグッズを並べただけでは、幼さが空間に残ってしまうかもしれません。でも、Tommy.96さんのつくり出すお部屋には、愛嬌はあっても幼さは感じません。それはきっと、たくさんの工夫やこだわりを持って、ジブリ作品の世界観を自分流に表現されているから。ぜひ、大好きなものを大切に活かし、心地よい世界観を表現するワンルームコーディネート参考にしてみてください。
Tommy.96さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!