花を飾るために使われる花瓶には、シンプルなものから造形に凝ったものまで、さまざまなタイプのものがありますね。今回は、実際にRoomClipユーザーさんたちが使っている花瓶を、そのディスプレイの仕方にも注目しながらご紹介していきたいと思います。花をどのように生けているかも、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルだからこそ映える美しさ
最初に、シンプルな花瓶を使っている実例をご紹介していきます。花を映えさせる花瓶たちは、そのすっとした美しい佇まいが魅力的です。また、どのような花でも生けやすいというメリットもありますよ。
ホワイトの花瓶で爽やかに
ホワイトの花瓶は、オールマイティーに合わせられる使い勝手の良さがありますね。こちらの実例でも、水色の下駄箱とブルーのかすみ草の色をよりキレイに見せてくれています。また、ホワイトの花瓶をプラスしたことで、清涼感のある爽やかさが生まれているのもポイントです。
落ち着いた印象を与える色ガラス
ダイニングテーブルの真ん中に置かれた、ワレモコウが生けられているホルムガードの花瓶。深いブルーは、ホワイトメインの空間に落ち着いた雰囲気を与えてくれていますね。ブルーやアンバーカラーをはじめとする色ガラスの花瓶の多くには、ヴィンテージ感があるため、趣きのあるインテリアを作りたいときにおすすめですよ。
すっきりと見せるクリアガラス
クリアガラスの花瓶は、すっきりと花や枝を生けたいときにむいています。足元が見えるため、余分な葉を落とすなど花瓶の中ができるだけシンプルになるように意識すると、凛としたイメージになりますよ。植物の自然な美しさを大切にしたいときに、ぜひ使いたい花瓶ですね。
花瓶を複数組み合わせて
花瓶は一つだけでなく、複数を組み合わせて使うのも素敵です。ここでは、RoomClipユーザーさんたちがどのように花瓶を組み合わせ、また、そこにどのような花を生けているのかを見ていきたいと思います。
同じ作家さんの作品を並べて
こちらの実例では、益子焼の花瓶が一つ一つ映えるように余白をとって並べられています。少しずつデザインの違う花瓶は、同じ作家さんの手によるものとのことで、モダンであたたかな雰囲気に引き付けられますね。ユーカリドライをあえてランダムに挿したことで、こなれ感が生まれているのも◎です。
カラフルさを楽しむ
思わず「可愛い!」と口にしてしまう、色彩豊かなこちらの棚の中。カラフルな細めの花瓶にはそれぞれ花が生けてあり、その瓶や花の高さのランダムさ、そしてカラーのコントラストが空間におもしろ味を与えてくれていますね。ミルクピッチャーを花瓶として使っているのもおしゃれです。
整然と並べれば洗練された印象に
同等の間隔を開けて、4つの花瓶が整然と並んでいます。それにより、洗練された印象を与える空間が作られているのが分かりますね。大きめのホルムガードの花瓶に挿した高さのある枝を、他の3つの花瓶に生けたグリーンの上に伸びるように配置し、全体的にまとまりを出すというテクニックも勉強になります。
花瓶そのものの個性を楽しもう
最後に、ユニークな造形に目を奪われる花瓶をピックアップしてみました。花を生けるのはもちろんのこと、生けなくてもインテリア雑貨として楽しめる花瓶は、ディスプレイにぜひ取り入れたいですね。
お洋服の形の花瓶たち
ドレスをはじめとする洋服をモチーフとした花瓶は、リサラーソンのものです。ユニークで可愛らしさのある花瓶は、眺めているだけでも楽しい気持ちにさせてくれますね。花瓶の柔らかい色合いは、ピンクやイエローのお花との相性もばっちりで、とても絵になります。
背中にお花を背負わせて
ニワトリの形をしたこちらの花器は、小さめのお花を飾るのにぴったりです。背中にお花を背負ったその姿は愛らしく、見ている人を笑顔にしてくれること間違いなしですね。白い器に、お花の明るいブルーと葉のグリーンが映えて、優しい雰囲気を醸し出してくれていますよ。
自分らしくディスプレイ
グリーンのガラスが涼し気な印象を与えてくれる、オブジェのような豆の形の花瓶。このままでも、中の豆を出しても使えるとのことで、どのようにディスプレイしようかと考える楽しみがありますね。花を生けても生けなくても存在感を発揮してくれる花瓶は、ディスプレイの主役となってくれそうです。
家の中で、お気に入りの花瓶にお気に入りのお花を飾ると、それだけでも少し贅沢な気持ちになれるものです。ぜひ、インテリアに合った花瓶を手に入れて、より上質な毎日を手に入れてみてはいかがでしょうか。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「花瓶」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!