「汚れや乱れを溜めない、自分にあった収納にしていくコツ」 by omoさん

「汚れや乱れを溜めない、自分にあった収納にしていくコツ」 by omoさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、どんなに毎日が目まぐるしく過ぎて行っても、暮らしは常にすっきり整えられているomoさんに、その秘訣を教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

小学校高学年の姉妹を持つシングルマザーです。フルタイム勤務でバタバタする毎日を送っているため、忙しくても汚れない部屋を目指して奮闘しています。私のアイデアが誰かの役に立つ日が来ればいいなと思いながら投稿しています。

分からなくなると部屋が汚れる、だから分かりやすく

omoさん宅は、どの角度から眺めても本当にすっきりした空間です。なんといっても、掃除がしやすそうなのが印象的。掃除機をかける動線に、ほぼ障害物がないのがきっとその理由です。まずは、こうしていくために大切にされたことや、このスタイルに辿り着いた理由を教えてください!

omoさん

「私はシングルマザーでフルタイム勤務です。ごく稀に残業もあります。そんな私の考える収納術は『必ず見える化する』というもの。賃貸物件なので現状回復可能であることも必須です。」

朝から晩まで、動き出したら止まれない……そんな日々ではないでしょうか?だからこそ、家のケアは楽に、でもきっちりとしたい。そうすれば、『疲れているから』を理由に汚れや乱れを溜め込まずにすみます。ここからは、それを叶えるomoさん流の工夫やこだわりに詳しく迫ります。『忙しい』から、後回しを許してしまいがち……と少しだけ後ろめたさを感じてしまっている方は特に必見です。きっと、その後ろめたさまで解決できます。

忙しくてもきれいに保つための、3つの『しない』

その1 頑張らないと届かない所には、極力置かない

omoさん

「私は身長があまり高くないので、極力高い所には物を置かないことにしています。高い所に物を置くと見えないし、掃除も大変。だから、自分の手が無理なく届く範囲での収納を心がけているんです。こうしておけば、私がいないときでも、子どもたちだけで物の出し入れができるメリットも得られます。また、毎日がバタバタと過ぎていく中では、どこに何があるかわからなくなることもしばしば。そうならないためにも、奥の方にもできるだけしまわないようにしています。」

その2 生活感をすべて覆い隠そうとしない

omoさん

「生活感がない部屋には憧れますが、どうしても私には難しかったです。そこで、ある程度は許容して『見える化+隠す』スタイルにしました。たとえば、掃除用具やサンダルは全部パーテーションの裏に隠してます。でも、ちゃんと見える化できています。」

その3 『常識>自分の使いやすさ』にしない

omoさん

「私がRoomClipに出会ったのは、実はドメスト(トイレ用洗剤)の置き場所に悩んだことがきっかけ。色々なアイデアを参考にさせていただきました。結果、洗面所とトイレの間にいい隙間があったので、『トイレ用品はトイレに』という概念を壊し、そこに定位置をつくっています。自分が使いやすい場所であれば、どこに置いても正解と思うようにしています。」

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これがなければ我が家の『収納ない問題』は解決できなかったんじゃないかと思っています。アイデア無限大のラブリコは、私が大好きな商品です。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

omoさん

「私は、掃除が嫌にならないような収納を目指しています。狭いと掃除機をかけるときの手間が増えるので生活動線をしっかりと確保したり、ものの在り処を見失わないようにできるだけ見える化したり、ものがあふれないようにストック重複阻止&不用品の断捨離を意識したり。これらの効率のうえでも、私は目が届くことを大切にしているんです。もし、収納が苦手だなと感じているのなら、いろいろなアイデアを参考にしつつも、最後は自分にとって苦にならないスタイルや仕組みを見つけるのがおすすめです。それならきっと、片付けも掃除も面倒に感じなくなると思います。」

自分基準、それが収納の最適解

3つの『しない』、なるほどと感じた方多いのではないでしょうか。また、いろいろな場を通して数多くの収納アイデアに触れることができる今だからこそ、つい『こうしなければいけない』『これが正解』と思い込んでしまうこともあるかもしれません。けれどもomoさんがおっしゃる通り、それはあくまで誰かにとっての正解です。自分にとっての最適解は他にある可能性を忘れてはいけないな、とお話を伺いながらはっとしました。

身長、癖、好み、ものの量、何もかもぴたりと完全一致する他の人はいないから、アイデアは参考にしつつあくまで自分基準でいいんです。続けていける、心地良い、それが正解です。そんな気づきもくれるomoさんの収納づくりを参考にしながら、ぜひ、忙しくても汚れない・乱れない自分流のスタイルや仕組みを見つけてみてください。


omoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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