

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、趣き豊かに明るくあたたかなカントリースタイルのインテリアを楽しまれているHujikoさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いしていきます。

カントリーインテリアが大好きな主婦です。愛読書は『私のカントリー』!もう30年以上も読み続けています。キッチンは、ほとんど2001年に家を建てた当時のままです。少しずつ古くなっていく我が家ですが、手を加えつつ、好きなものに囲まれて楽しく暮らしています。
眺めを楽しむ、カントリー調
Hujikoさん宅では、素材の経年変化や素朴な質感、繊細なハンドメイド作品といった、カントリースタイルならではの魅力とたくさん出会えます。今回ご紹介するキッチンもまた、そんな魅力がたっぷりと詰まった空間。可愛さと味わい深さ、上品さと親しみやすさのバランスが絶妙ですね♪まずは、キッチンづくりのこだわりを教えてください。

「カントリー調のインテリアを意識しています。対面式のキッチンですが、シンクの上にはあえて棚を付けずに、背面の壁や食器棚が見える配置にしました。圧迫感がなくて気に入っています。」
キッチンを魅せる対面スタイル

生活感と調和するのも、カントリースタイルの良さではないでしょうか。だからこそ、キッチンという場所はカントリースタイルを楽しむにはうってつけかもしれません。Hujikoさんのように、食器棚や家電棚を見せる形にすることで、インテリア全体に日々の息吹やぬくもりが行き渡ります。同時に、こだわりのある家具や食器を、インテリアの一部として楽しむことができるのも良いですね。
ここからはさらに詳しく、Hujikoさんのキッチンづくりの工夫やアイデアをお伺いしていきます。細部のつくり込みはもちろん、気になる収納についてのお話もありますのでお見逃しなく!
キーワード1 とことん楽しむ、カントリースタイル



「壁面に煉瓦を貼ったり、扉を木目調にしたり、天井の蛍光灯を手編みのレースで隠したりと、細部までカントリーインテリアを意識しています。置いてあるキッチン雑貨も、ホーローやアイアンにこだわって選んでいます。」
キーワード2 バランスよく使い分ける、ディスプレイと収納性



「ディスプレイとして見せる部分、収納性を優先して見せない部分に分けています。特にリビングからよく見える食器棚の上は、ディスプレイスペースとしているんです。逆にカウンター下のゴミ箱置き場は、カーテンで隠しています。」
キーワード3 簡単DIYで気分を上げる



「カウンター下の見えない収納部分では、100均ショップの材料を使った簡単なDIYで、便利になるよう工夫しています。また、味気ない蛍光灯やスポットライトは、手編みのレースやビーズテープで覆いました。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください



「自分の『好き!』を大切に考えていくのがいいかな、と思います。お気に入りのものが見つかるまで、時間をかけて探すのも楽しいものです。焦らず、少しずつ、お気に入りに囲まれていくのが私のおすすめです。」
まとめ: 途中経過も楽しんで

キッチンからだけでも、Hujikoさんのカントリーインテリアの情熱が伝わってきました。今回お伺いしたことを通して感じたのは、好きだからこそ『焦らない』ことの大切さです。憧れを叶えたいと思うとつい、あれもこれもと急ぎ足で前のめり気味になりがちかもしれません。でも、好きなものを足したり、便利にしたり、少しずつアップデートしていけば、唯一無二な途中経過も楽しめます。お気に入りに近づくための『未完成』も味わいながら、じっくりと育てていく時間は、間違いなく有意義。ぜひ、今回教えていただいたこだわりやアイデアを参考に、今できること、してみたいことからのんびりと始めてみてください。
Hujikoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!