ガラクタという意味を持つJUNK。空き缶や空き瓶、他にも使えなくなったあれこれを再利用するJUNKスタイルは、雨ざらしになっても大丈夫なガーデンで使われることが多いです。ですが、その無造作なかっこよさは、インテリアとしてもとても魅力的!今回は、JUNKスタイルを取り入れているリビングをご紹介していきます。
男前×JUNK
JUNKスタイルで一番メジャーなのは、やはり男前なインテリアではないでしょうか。インダストリアルな雰囲気も持つかっこいいリビングを、最初にご紹介していきたいと思います。
黒で引き締める
家具や雑貨などを黒中心でまとめられている、こちらのユーザーさん。黒を使うことで、全体的に引き締まった印象になっていますね。手前に置かれたチェストは、なんとDIYしたものだとのこと!ペンキの塗り方など工夫することで、グッとJUNKな雰囲気がアップしていますね。
小物でJUNK感をプラス
こちらのお部屋は、まるで海外のよう。壁や床の質感、それから鉄風の窓枠がヴィンテージ感たっぷりですね。さらにそこに、レトロなフレームアートとハリケーンランプなどを合わせることで、JUNK感がプラスされています。
観葉植物も男前に
足場板を使ったJUNKなラダーと味のあるABCチェストに、サボテンや多肉植物を飾ってある窓際の空間は、まさに男前!さらに、無造作に並べられたように見える置き方も◎です。手前にあるダイニングテーブルもインダストリアルな雰囲気なので、リビング全体に統一感がありますね。
大きめのJUNKな雑貨をまとめおき
JUNKな雑貨というものにはいろいろあるのですが、男前に見せたい場合には、大きめのもの!そして、屋外で主に使うものをまとめるのがおすすめ。部屋のあちこちに置くよりも、このように1か所に集めると、リビング全体はすっきりさせつつ、インパクトのあるインテリアとなります。
ナチュラル×JUNK
次に、ナチュラルとJUNKを合わせたインテリアを見ていきたいと思います。ポイントとしては、男前では使われることの多い黒を、ほぼ使っていないこと。それだけで少しやさし気な雰囲気になりますよ。
色味の違いでJUNK感を
ショップのように洗練された、こちらのナチュラルテイストのお部屋。レトロな雑貨の並べ方がとても参考になります。また、大きさも色味も違う、引き出し付きの棚をあえて3つそろえることで、こなれた印象が強まりJUNKっぽさも演出してくれています。
自然素材でやわらかさを
こちらのお部屋は、家具の一つ一つを見ると男前な印象ですが、全体を見るとやわらかなイメージとなっています。その理由は、ドライフラワーや自然素材で作られた帽子やかごなどが部屋に置かれているため。ただし、小物でのみナチュラル感を出しているので、JUNKなカッコよさはキープされているのもポイントです。
余白で引き立たせる
壁の上の方や飾ってある雑貨など、JUNKを感じさせるのに、全体的にとてもすっきりと明るく清潔感のある、こちらのリビング。壁が白く塗られていることと、余白を残したディスプレイがそう見せてくれるのですね。余白を残すことで、雑貨や家具もとても引き立っています。
ポップ×JUNK
最後に、どこかポップな印象を受ける色や雑貨を使った、JUNKなリビングを見ていきましょう。アメリカであればミッドセンチュリー、日本でいえば、昭和中期のレトロさを感じさせるインテリアとなっています。
大人の遊び心をプラスして
雑誌に出てきそうなお部屋は、椅子のカラーとクッションの柄がちょうどいいアクセントとなっています。そして、JUNK感のあるマガジンラックは、DIYされたものとのこと。全体的に大人の遊び心が感じられるお部屋となっていて、憧れてしまいます!
絶妙なミックス感
昭和な雰囲気が漂うリビングは、さりげない色使いやレトロな雑貨の使い方がとても素敵。使い方によっては子どもっぽくなってしまいそうなビーズのれんを、落ち着いた木目調の壁と合わせたり、ダイニングの椅子も、あえてテイストがバラバラなものを一緒に使うなど、ミックス感が絶妙です。
色を楽しんで
まさにポップ!といったイメージのこちらのお部屋。カラフルなヴィンテージの雑貨やおもちゃがこれでもか、と並んだ空間は圧巻です。ブリキや木のイメージが強いJUNKですが、プラスチックのようなカラフルなJUNK品を使って、色も楽しみたいものですね。
JUNKスタイルのリビングを見てきましたが、いかがでしたか?古いものも見方を変えれば、魅力的なインテリアとなる。そして、結果的に古いものも大事にしていくことにつながるのも、JUNKスタイルのいいところですね。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「リビング JUNK」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!